聞いて聞いて聴きまくる

感じたこと

ある小学5年生の子供についてのお話です。

矛盾した態度

そんな可愛い彼は、今月に昇級審査(テスト)を受けたいと希望している。
しかし、稽古に身が入らない。
ダラダラとした態度で、空手の道場に来ているのにだらけまくっている。

そんな可愛い彼だけど、昇級審査を受けたい気持ちは強い!
全くもって、矛盾しているように見える

指導者としての対応

そんな子供を目の前にした時、どのような対応をしたか

私自身、可愛い彼にイライラする気持ちを抑えて、話しかけてみる。

私「今日はどうしたんや?」

可愛い彼「だって疲れたんだもん。」

私「ほう、そうかそうか。」

可愛い彼「5時15分に帰ってきて、すぐに来たんだもん」

私「そうか、そうか、それは大変だな。」

得られたこと

その後、彼に大きな変化はない。
しかし、大きな収穫が会ったのは確かである。

彼は疲れていた。
そして、話をしたがっていた。

私はイライラしていたが、それに気づいてからは、聴くに徹していた

空手の道場だから空手をやることは当たり前だ。
しかし、人との関係性が構築されていないのに、何を伝えても相手には届かない。

構築されていた人間関係が壊れていることがあることを認識していないといけない。
良い関係であっても、ささいな言葉や行動で人間関係は簡単に壊れてしまう。

まとめ

結局人とは会話をしないとわからない。
相手のことがわからなければ、とことん聴くことだ。
そして、的確な”しつもん”が必要である。

上に立つ者は自分の言いたいことを相手に伝えて満足している人が多いこと。
人間は話を聞くことよりも、話をしたい生き物なのである。

いくら良い情報だとはいえ、一方的に話をしていては、相手は聞いてくれない。
良い話よりも、良い聴き手になることが必要である。

今日も聞いて聞いて聴きまくるぞ!

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