組手の稽古の指導にて実践し、感じたことです
※組手ではコロナ対策をしっかり行って稽古に励んでおります!
ある生徒さんの動きに注目しました
”相手に近く攻撃をしたのに、前足が着地したとたんにステップバックする”
相手は全く動いていない
攻撃も受けていないので、何のプレッシャーも感じていない様子
逆に攻め手は必死!!
攻め手が何度か同じことを繰り返していたので”ストップ!”と止めました
攻め手にいくつか質問します
・今、あなたがどのような攻撃をしたか覚えていますか?
・攻撃した後にどのように動いていたか覚えていますか?
ほとんどの人は覚えていないです
・実際はこのような動きをしていたけど、覚えてますか?
言われて気づいてくれます
・何故、そのような動きをしたのですか?
「近づくと、相手に攻撃をされそうだから…」
・もし、相手に近づいたら、どんな動き、攻撃をしたいですか?
実際に動きを見せてくれますが、あいまいな動きが多いです
その動きに対し…
・その場合だと、こうなると思うけど、どうかな?
そんなやりとりの後に、私が伝えたいことを話します
*相手に近づいて、すぐにステップバックする行為は、怖いや恐怖を感じていることがあります
*もうひとつ、何をしてよいのか、わからないということもあります
もし、明確に”これがしたい!”って思っていれば、近づいたら動きも変わってくるでしょう
もし、今自分に何かできることがあれば、ここで説明していることはさほど意味がないかもしれません
しかし、もし自分に何も無いのなら…
大丈夫!
これから考えて作り出せば良いです
今のシュチュエーションを見て、
「もし、自分だったらこうする!」
って思いながら、これからの組手を取り組んでみてほしいです
生徒さんに訴えていることは、自分自身へのメッセージでもあります
いつも同じことをしていないか?
いつも恐怖ばかりに目が行き、思考停止になり、行動を止めていないか?
どんなことかららも、自分の学びにつなげられるように日々精進します
押忍!
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