我、聖徳太子にあらず

空手指導

1月も半分が過ぎましたね。
このまま日々過ごしていくと、あっという間に1ヶ月が終わりそうな気がします。

冬休みが終わり、通常授業を過ごし、休みボケもそろそろ取れてきた頃かと思います。
今日は貴船道場の初稽古。
久しぶりに会う子供たちは、堰を切ったかのようにお喋りが止まりません。

ひたすら喋る

1月を半分過ぎたとはいえ、冬休みをどのように過ごしたかを質問します。
すると、子供たちは目を輝かせながら話してくれるのです。

それも、誰も人の話を拾わず、1人で勝手に喋り続けるだけ。
私は子供たちの様子を見て、タイミングを合わせて相槌や質問をしていく。

数人が同時に喋りかけてきても、しっかりと対応しないといけません。
そう、聖徳太子のように…

 

 

 

 

 

そんなのできません・・・

みんな、喋りたいのです。
そして聞いて欲しいのです。

そんな願いは子供も大人も同じだと感じています。

ストレス発散

ストレスを一言でいい表すと
「ちょっとイライラしている」
といった感じでしょうか。

その、ストレスですが、なかなかなくなりませんし、日々ストレスが溜まる一方ですね

そのストレスを発散させ一番の解決方法は、喋ることだと思います。

目の前の人が、目を輝かせて、うんうんと頷きながら話を聞いてくれたりしたら、
「私の話を聞いてくれた」
「あの人は良い人だ」
ってなるもんですから、人は不思議な生き物なのです。

空手の稽古の最中ですが、些細な雑談の時間を意識して作ります。
子供たちの息抜きとして喋っているのを観察しています。

もちろんのこと、私自身もお喋りしたいし、聞いて欲しいのです。
しかし、人は人の話をそんなに聞きたく無いものです。
どんな人でも、話が長いと有り難みも薄れるどころか記憶にも残らないもんです。

どんなところでも、人が喜ぶことを目指して行動するだけです。

まとめ

自分は喋らなくてよし!
人の話を聞いて、頷くだけ!
数人が同時に喋ってきても、しっかりと対応すること!

”自分が”を捨てて、人が喜ぶことをするだけ。
それは最小の動き、いわゆる”頷き”の技術だけ持っていれば、大半の人間関係は良好にいくものです。

人と良い関係を築き、ともに手を取り合い生きていこう。

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