読書「親子で哲学対話」を読んで

感じたこと

私ごとの呟きです。

ここ最近、ずっと気になっていた本を購入することができました。

「親子で哲学対話」
苫野一徳 著書

 

読んでみての感想ですが、

こんなに楽しめる本があったのか!

と、感動しています。

 

 

哲学対話「本質観取」

物事の本質を言葉にして編み上げていく哲学の思考法です。幸せとは何か、かっこいいとは何か、遊びとは、恋とは、信頼とは、成長とは…
こうしたものごとの本質を、共に考え、言葉にしていくのが、本質観取の哲学対話です。

書中より一部抜粋

「ほんしつかんしゅ」
は初めて聞く言葉でした。

私は早速家族で哲学対話を実践してみました。

 

 

家族哲学トーク

テーマ「愛」

初めてのテーマにしては、重たいテーマではないのかと思いました。
しかし、いざ哲学対話を始めてみると、そんな心配は不要でした。

 

”高校1年の娘”
自己満足。
愛や優しさを与えても、返ってくることはないから。
だから、自分が良ければ、それで良いと思う。

 

”私”
まずは自分へ与える。
愛を優しさを与えるって考えると、自分にも与えないと、人には優しくできない。

 

”小学6年息子”
そうやって、たくさん考えることよりも、少しだけ考えること。
少し考えて、そこから、もっとたくさん考えればいい。

愛について考える前に、自分自身の考え方を整理したことを話してくれました。

 

”妻”
娘と同意見!

 

 

感想

10分足らずの家族哲学対話でしたが、そんな短時間でも、お互いに深く考え、自分なりの意見を伝えることができたことは驚きで、楽しい時間でした。

その後も、その余韻に浸りながらあれこれトークを楽しめました。
これからも哲学対話を試みていこうと思います。

空手の稽古においても、 取り入れてみようと思っています。
時々、「付箋紙」を用いて、テーマに沿って自分の意見や想いを出してもらうことをしています。

これからも、空手を通じて、体を動かすことと、頭で考えることをバランスよく鍛え、学べる場にしていきたいと考えています。

 

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