見る、見る、観る

人と関わることが無いと言う人はこの世にはいないですね。
何らかの形で人と関わりながら生きている人ばかりです。

「俺(私)は誰の力も借りずに、1人で生きていく」

と、いちゃもんなのか、時々よくわからない発言をする子がいます。
そんな子でも絶対に誰かが関わっていますね。

「そもそも、あなたは誰から生まれてきたの?」
って聞きたくなります。

反抗期なの?

”反抗期”は誰もが知っている言葉ですね。
簡単に説明すると…

第1期反抗期
子ども毎の個人差はありますが、が歩行開始時期から2歳頃の幼児期に出現する反抗期。

第2期反抗期
こちらも個人差はあるが、小学校高学年〜中学生の思春期の時期に起こる。

空手の生徒でも小学校高学年なると、態度や言葉遣いに変化を感じますね。
もちろんのこと、その前の段階でも変化は感じています。

最近、態度が変わってきた
最近、言葉遣いが乱暴になってきた
最近、私に背中を向けるようになってきた

以前は、そんなことなかったよな…
反抗期なのかな…

色々と感じることがある時は、チャンスの時です。
その感覚は間違っていません。

反抗期だから…
と、一言で片付けず、徹底的に自分と相手と向き合う時であり、自分自身の在り方、接し方を見直す機会と捉えています。

観る

変化や違和感を感じた時は、徹底的に観察します。
もちろん、会話や空手指導の最中に「イラッ」とすることもあります。
しかし、そこは耐え忍び、ひたすら観察することをします。

目線、体の姿勢、技の動き、所作など。
以前はできていたことが、力が抜けている、技の動きがいい加減になっているなど、目を光らせます。

そして、会話の中で質問をしていきます。
そこでは「聞いて、聞いて、聞きまくる」
指摘や叱る前に今の状態を聞き出すことを意識して、とことん聞くことに徹します。

聞いて、聞いて、聴きまくる
※以前の記事⬆️

いきなり、問題解決にはなりませんし、問題を解決することを目的とはしていません。
目の前の子にとって、安心できる場であるように、関係性を構築できるように努めています。

目指すこと

  • 「観る聴く」を意識する。
  • 一方的な注意や指摘にならないこと。
  • 良い関係性を構築すること。
  • 目の前の人を幸せにするため。

これらのことを実現するために、これからどうするか?
敢えて、ここでは答えは出しません。
トライアンドエラーを繰り返しながら、私自身も成長のために、日々精進いたします!押忍

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